高齢者と自動車運転-認知評価が必要な理由-

現在の日本では、高齢化に伴い高齢ドライバーが増えてきていることが問題視されています。

75歳以上の高齢者は500万人を超え、65歳以上は1000万人以上となり、今後も高齢者が増加してくると予測されています。


高齢者の起こす事故件数は、横ばいになっていますが、死亡事故は増加傾向にあります。

死亡事故は、未成年者と高齢者が多く起こしており、原因としては一時停止無視、脇見運転、運転操作不適応などが挙げられています。


高齢者で違反をした 者は、その後に事故を起こす可能性が高いというデータもあります。

そのため、現在は、75歳以上で認知機能検査を実施しています。

その結果を基に、記憶・判断力が低い群/やや低い群/問題なしの群の3つに分類され、高齢者講習を受ける人を抽出しています。

2017年から違反した場合、認知機能検査を行い、医師の診断書によって、運転の可否を判断できるようになっています。

●高齢者ドライバーの注意点

高齢者で注意しなければならないのは、軽度認知障害(MCI)に該当する方です。

軽度の認知機能低下だと、自覚が乏しく、周囲の方にも気づかれにくい状態です。

さらに軽度認知障害の方で運転が可能な方と控えた方が良い方がいます。

そういった方には、適切な評価が必要となります。

【自動車運転に必要な機能】

・知能 ・注意 ・視空間認知 ・記憶 ・遂行機能

 認知機能低下に不安を感じる方や認知症予防にご興味がある方は、当サービスのリハビリにて、サポートさせて頂きます。 

認知機能の評価・認知症リハビリをご希望の方は、お気軽にご連絡下さい。

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